1.炭焼のプロセスチャート図
[従来方式]
[都筑中央公園方式]
<補足説明>
→ 竹炭の純度を高め(夾雑物を取り除くこと)精製する工程
●竹酢液採取に温度制限があるのは → 80℃より低いと有効成分が殆ど含まれず、逆に150℃を超えるとベンズビレンやクレゾールといった有害物質が含まれる恐れがあるため
2.排煙ダクトの長さ(関ケ谷市民の森は10m)
<写真-1>排煙ダクト長4mの場合
<写真-2>排煙ダクト長8mの場合
<写真-1>の排煙ダクト長は4m、竹酢液採取量は6㍑、<写真-2>の排煙ダクト長は8m、竹酢液採取量は14~15㍑と排煙ダクトの長さが竹酢液採取率に大きく関与していることがわかります。また、排煙ダクトは、煙を熱特性の良いステンレス製排煙ダクトの中をより長く通過させ、煙の熱を奪い気体を効率的に液体(竹酢液)に変えています。煙突から排出される煙は殆どが水蒸気だから水分が少なくなれば、煙の量にも影響が出る筈です。 <写真-1>と<写真-2>を較べればはっきり違いがわかります。同時に排煙ダクトの勾配も検討する必要がありますが、関ケ谷市民の森愛護会のダクトの長さは10mにしました。
3.問題点発生と対策
4.作業基準改定と改訂後のヒートパターン